木製のワッパ弁当です。
乾燥させた木材の柾目板を薄く削り、加工しやすいように熱湯で煮て柔らかくしながら板を曲げていきます。この作業を繰り返し、筒状にしたモノを曲物(まげもの)と呼び、蕎麦セイロや蕎麦湯筒(ゆとう)として利用されてきました。
ワッパも代表的な曲物の一つで、漆塗のワッパは、元々は山で働く人のお弁当箱でした。
軽量で丈夫なことと、保湿効果があるため利用されてきたと考えられてきましたが、近年の研究で「漆」には抗菌性があることが科学的に証明され、中に詰めたご飯が傷みにくく、衛生的にも優れていることが判りました。
「ワッパ」には昔の人の知恵が生きていた訳です。
今回は2段重ねのタイプですので、容量も大きく、段ごとに使い分けが出来ます。
しまう時は1段にまとめてコンパクトに収納出来ます。
お値段もリーズナブルな摺漆塗です。
毎日のランチボックスとしてお気軽にお使い頂け、お手入れも家庭用洗剤で手洗いして頂き、水分をしっかり拭き取って頂ければ末永くお使い頂けます。
※食器洗浄機、電子レンジは使用できません。
サイズ:190×102×H50
木製(曲)
漆
紙箱入
国内再加工品 木地=輸入品 塗装=国内(木曽漆塗)